ニートがわがまま綴ってんだ

それでもしぬほどわがままさせてくれ

世界史楽しいパピルスとは草を縦横に重ねて叩いてなめして作られた古代エジプトの紙でペーパーの語源

高い建築技術はその国の高度文明の象徴になると本に載っていた。

ロンドンのハイドパークで19世紀に行われた第一回万国博覧会では、全面ガラスで造られたクリスタルパレスが展示されていて、それはそれは各国の人々に感動と驚きを与えたんだってさ。

あれこれどっかで見たなと思ったら逆転裁判6で事件現場になってたなと。 そういえばあれイギリスが舞台だったんだよな。こういう点と点が線になる時、楽しいな、良かったなと興奮できて気持ち良い。 たぶんこれが歴史の醍醐味の1つなんだなと感じた。

ゲームのヒット作って歴史からヒントを得てるものが多いんだろう。大神なんて神話そのものだし、ドラクエFFもそうだ。ドラクエは色薄めだけど、三国無双なんて言わずもがな。

こんなに身近に歴史がコロコロ転がってて、しかもその歴史の点はきっとこれから勉強していく別の位置にあるもっと深い歴史の点と太い線で繋がれていくんだろうと考えるともっと楽しい。 でもこういう勉強というジャンルに属する趣味の楽しさに気づけるのが遅いんだよおれ。 もっと早く気づいておけば学校で先生に誉められて自信ついて何か違うルートがさ、、ああやめた。また卑屈になりそうだからやめた。

昨日バイトが終わってからおれの友達史上一番仲良くてエロくて可愛くておしゃれで面白い女の子とお茶した。たまごとわたし、というなんともいえない名前の洋食屋で、オムライスとアイスティーを奢ってもらった。 ええ、オムライス一つで1000円もするじゃんなんでこんなとこ入ったのしかも一風変わったオムライスじゃんアーーアーーとグチグチ言ってたら私出すよと言ってくれた。きっとおれの精神が弱っていること知っての優しさ。出された料理はとてもおいしくて、おいしいおいしいって口内炎がたくさん出来ているのに幸せだった。 彼女が、はちみつは殺菌効果があるからきっと痛いけど口内炎に効くと言うのでメープルシロップをスプーンですくい、口内炎に塗ってみた。全然塗れなくて二人で笑った。次にガムシロを塗ってみた。甘くておいしい、と言うと笑ってくれた。かちゃっとスプーンを置いて、おい死ぬまでそばに居てくれないかと思った。 二人で過ごしてると、あぁいまの顔写真で、ああ今の表情、動き、その瞬間を力尽きるまで撮らせてくれないかとも思った。

彼女がオムライスを食べるおれを写真で撮ってた。今だに写真撮られるときの表情って、これでいいんだよなとか思いながら撮られる。よそ行きの表情は完璧なのに、素の状態の表情はそれよりむずかしい。でも笑ってくれてた。脳に幸せの液がどろどろと流れ込んでくるのがわかる。 「ねえこれみて」美しいボディラインが想像できる黒いニット。どうしたのと聞くと、この上着のファーの毛が抜けてニットにはりついて猫抱っこしたのかよみたいになってるんだと。 ルーシー、君は博愛主義なのかい。前に動物は好きじゃないと言っていたね。 もう僕は君にメロメロさ。

お店から出て家の途中まで送って、なぜかうまくさよならと言えずに電車で帰った。その後友達と銭湯行って寝た。こんな一日が続いたら死ぬ間際になって、おれは幸せだったよと言える気がした。